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小景

しょうけい
名詞
1
標準
(a bit of) fine scenery
文例 · 用例
蒲公英の忘れ花あり路の霜 小景小情。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
私が当時雑誌ザムボアに出した小景異情といふ小曲風な詩について、今の詩壇では見ることの出来ない純な真実なものである。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
神田川の中、水道橋辺より○御茶の水橋下流に至るまでの間は、扇頭の小景には過ぎざれども、しかもまた岸高く水|蹙りて、樹木鬱蒼、幽邃閑雅の佳趣なきにあらず。
幸田露伴 水の東京 青空文庫
同じ写生帳の後半にはそこの寄宿舎や、日奈久温泉、三角港、小天の湯などの小景がある。
寺田寅彦 亮の追憶 青空文庫
雨中小景雨はふる、ふる雨の霞がくれにひとすぢの煙立つ、誰が生活ぞ、銀鼠にからみゆく古代紫、その空に城ヶ島近く横たふ。
北原白秋 畑の祭 青空文庫
而も此の栗の木を前にして、真赤なえんえんたる天鵝絨の坂があり、坂の上には丘があり、麦畠があり、麦畠には麦が穂をそろへて揺れたり光つたりする清明な小景があつた事も読者よ記憶せよ。
愛の詩集のはじめに 愛の詩集 青空文庫
そが上に我が臚列する所の許多の小景は、われ自らこれを前後左右に排置して寄木の如くならしむるに由なし。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
湯島からかけて相生橋、それから温泉のあるあたりまでは、扇頭の小景だといつてしまふことの出来ないあるものを持つてゐる。
田山録弥 あちこちの渓谷 青空文庫
作例 · 標準
都会の喧騒を離れ、郊外の静かな小景を楽しむ旅に出た。
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彼の描く水彩画は、日常の何気ない小景を美しく切り取っている。
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庭の一角に作られた苔むした石の小景が、風情を感じさせる。
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