選歌
せんか
名詞動詞-サ変動詞-自動詞動詞-他動詞
標準
selection of poems
文例 · 用例
げにや新人のモツトオに觸れデカダン樂派の新星グリークがピアノの律に啜泣く定家卿選歌の心ばかり世にあはれ深きはあらじかし。
— 萩原朔太郎 『短歌』 青空文庫
私の眼疾は遠因を肉体の上に加へた多年の精神的暴虐に発し、糖と蛋白との漏出が激甚となり、遂に、新万葉選歌に於ける日夜の苦業が眼底の出血と共に極度の視神経の衰弱を来し、失明直前の薄明状態に坐らねばならなくなつた。
— 北原白秋 『黒檜』 青空文庫
煙草を吸ひ、茶をいれ、新聞雜誌の選歌などをしながら夜の明けるのを待つ。
— 若山牧水 『たべものの木』 青空文庫
これらの談話を一々至言と感じた予は四、五年を経過した今日になってもなお明に記臆しているのである、『竹の里人選歌』なども、先生存生中に自ら選び直さるるならばとにかく、先生歿後において吾々が漫に取捨をなすごときはもってのほかであると信じ、またこれが万々先生に背くのでないと固く信じているのである。
— 伊藤左千夫 『竹乃里人』 青空文庫
次ぎは商業学校の先生の選歌であった。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
老先生は赤くなって、「じゃあ、あなたの選歌を発表して御覧なさい」「私のは、遅速も汝をこそ待ため向つ峰の椎の小枝の相は違わじ 逢い曳きの時十分遅れると、もうさっさと帰ってしまうのが、今の娘気質と聞いています。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
皆最後に仁田さんの選歌を期待した。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
昨日送る筈だつた某誌の選歌をしようと思つて出しながら気が進まないので火鉢にじつと当つて居る処へ金尾さんが来た。
— 與謝野晶子 『六日間』 青空文庫
作例 · 標準
この歌集は、作者が人生で感銘を受けた出来事を詠んだ選歌集だ。
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短歌コンテストでは、選歌の基準が厳格に定められている。
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彼女は、万葉集から名歌を選歌し、その魅力を解説した。
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