拙
せつ
名詞形容動詞頻度ランク #26014 · 青空 0 例
標準
poor
文例 · 用例
而も骨を折つた結果は、大抵の場合自分は気拙くなり、相手には殆んど役に立たないやうな次第です。
— 中原中也 『近時詩壇寸感』 青空文庫
」と彼は思ふ、「あんなにアラがあるから、あのアラが契機となつて、却て奴等は仕事が出来るのであらう……」 ところでさういふ場合に彼のアラと云つてゐるものは、概ね処世的要領の稚拙の如きを指してゐるのである。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
その混乱をなんとか見究めようとして色々に考へても、それは自分で椅子に乗つて自分で椅子を動かさうといふのと同様、努力すれば努力する程拙いこととなるのである。
— 中原中也 『撫でられた象』 青空文庫
拙い所を引ッ込めようとして、好い所まで引ッ込んぢまふやうなことも有り勝なこと、殊に文学や絵画に於てそのことは有り勝だらう……左を苦境時代のはじめに用ふ事ほんとに悲しい日を持つた人々は、その日のことが語れない。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
丁度小説の價値批判が、描寫(表現)の巧拙にかかるやうに、詩についても同じ描寫の效果性(即ち表現技巧)について求めた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
生活が拙いといふことは、断じて芸術が拙いといふことではない。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
(尤も、表題の付け方の拙い本は別の話だ。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
所で語呂合せの大家が語呂の一寸拙い芸術の大家に云ふのだ、「君は語感をおろそかにする」なぞ。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
作例 · 標準
彼の作品は技法こそ拙だが、純粋な情熱が伝わってくる。
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字が拙いのは恥ずかしいが、心を込めて手紙を書いた。
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拙な説明で申し訳ありませんが、趣旨をご理解いただけますでしょうか。
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標準
I
作例 · 標準
「拙のような若輩者が、大役を仰せつかり恐縮です」と彼は頭を下げた。
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拙も微力ながら、このプロジェクトの成功に貢献したいと考えております。
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拙の不徳の致すところであり、皆様には多大なご迷惑をおかけしました。
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