観法
かんぽう異読 かんぼう
名詞
標準
method of contemplation
文例 · 用例
他行であるか、禅定であるか、観法であるか、何かは知らぬが、互に日頃から、見ては宜からぬ、見られては宜からぬ如き行儀を互に有たぬ同士であるから、遠慮無く寂心は安詳にあちこちを見廻った。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
写実といえばまたゾラ以降の観法だろう。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
法喜禅悦はそうでは無くて、一室の中で無念無想の座禅観法に耽る中にも生じる。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
三十七 只今美惠比丘尼が坐禅観法中、稻垣小三郎が自殺をしようとするところへ、山田藤六が忍び込んで、これを刺殺そうといたします。
— 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) 『粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)』 青空文庫
魏伯陽の内丹では服丹餌丹の法や、各種の観法及び符咒はもちろん強く斥けているので、修煉の第一としては、「自然の観察を誤らずして能く之に順ふこと」を挙げている。
— ――『仙書参同契』の解説―― 『古代東洋への郷愁』 青空文庫
天台止観法門玄義文句各十巻。
— 和辻哲郎 『古寺巡礼』 青空文庫
つぎに第二法中、自観法とは、自ら自身の心を観念して、病死の懸念するに足らざるを究め明らかにして、精神の妨害を絶つをいう。
— 井上円了 『妖怪学』 青空文庫
つぎに他観法とは、他の事物を観察して、病念、鬱患を解散するの良法にして、例えば、旅行もしくは遊歩して山河の風景を観察して、病念を散ずるの類これなり。
— 井上円了 『妖怪学』 青空文庫
作例 · 標準
禅の修行では、坐禅や観法を通じて自己を見つめ直す。
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その寺では、独自の観法を伝承しており、多くの修行者が訪れる。
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静かな環境で、日々の出来事を観法する時間を持つことは大切だ。
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