傍
はた
名詞頻度ランク #10342 · 青空 14359 例
標準
outsiders
文例 · 用例
5向ふに、水車が、見えてゐます、 苔むした、小屋の傍、ではもう、此処からお帰りなさい、お帰りなさい 僕は一人で、行けます、行けます、僕は、何を云つてるのでせう いいえ、僕とて文明人らしくもつと、他の話も、すれば出来た いいえ、やつぱり、出来ません出来ません。
— 中原中也 『別離』 青空文庫
秋日行語〔菊もうららに〕萩原朔太郎菊もうららに咲きいでたれど我身は砂丘に寄りて悲しめりさびしや海邊のおくつきに路傍の草を手向くることこのわびしきたはむれにひとり樹木にすがりつきたましひも消えよとむせびなく。
— 〔菊もうららに〕 『秋日行語』 青空文庫
元々此の短歌なるものは、生活の傍に生じた芸術といふ感じの強いものであつて、短歌が、一人の人間の全生命となるといふ風のものではなかつた。
— 中原中也 『新短歌に就いて』 青空文庫
新短歌のみならずすべて一呼吸詩歌(私は短歌や俳句や新短歌を今仮りにさう呼ぶ)が、その詩歌の中に生活を見出すものでなくて、生活の傍に生ずるものとしてだけ意義を有するものであるといふことを、左にもう少し言添へよう。
— 中原中也 『新短歌に就いて』 青空文庫
然しもし此の新体詩様式の困難が、次第に征服されてゆけば、其処に始めて詩歌は「生活の傍ら的なもの」から、「その中で生活の出来る詩歌」に迄到達することだと思ふ。
— 中原中也 『新短歌に就いて』 青空文庫
一寸横に寄つて径傍の草を撫でてみたが、それもビシヨ/\だ。
— 中原中也 『深夜の峠にて』 青空文庫
街道を折れて、少し下り坂になる道をスタコラと歩いてゆくと、街道でしてゐた豆腐屋の喇叭の音は急に聞えなくなり、道の傍の、森の葉擦の音に私は淋しくなるのであつた。
— ――不真面目なわが心…… 『その一週間』 青空文庫
「うんそれだよ、それで俺も一緒に君所へ行かうつて所なんだ」と傍から三田村は、その躁いだ顔の中に兎のやうな眼を光らせて、高い声で云ふのだつた。
— 中原中也 『夏の夜の話』 青空文庫
作例 · 標準
傍から見れば、彼らの行動は奇妙に映るかもしれない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
事件の真相は、傍からは窺い知れない深い闇の中にあった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼女は、いつも傍の意見に耳を傾け、冷静に判断を下す。
幻辭AI · gemini-2.5-flash