高風
こうふう
名詞
標準
noble character
文例 · 用例
旋風内の最高風速はよくはわからないが毎秒七八十メートルを越える事も珍しくはないらしい。
— 寺田寅彦 『化け物の進化』 青空文庫
此詩劉文貞に傾倒すること甚だ明らかに、其の高風大業を挙げ、而して再拝|一哭すというに至る。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
その渾然たる高風の如何に凡を超え聖を越えていたかを察する事が出来るであろう。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
折りふし一人の雲水、彼の高風を慕って、一日その茅屋を訪れたのですが、あいにく、薬をとりに行くところだったので、「しばらく待っていてくだされ」といい残しつつ、待たせておいて、自分は一走り薬屋へ用たしに行きました。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
卵色の肌に黒褐色の優雅な線で描かれた牡丹の葉が、唐草模様に似たしなやかな軽快さで、高風あたりの塵を払うと云いたいその姿をひと目見たとき、久慈は、これは千鶴子に似ているなと思った。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
ヤス子には才媛の高風があり、文学を学んでおかしくない自然なところもあるけれども、美代子と文学は本来ツナガリがないのである。
— ――ゴロー三船とマゴコロの手記―― 『ジロリの女』 青空文庫
世の高風は先づ酒から吹き起るとでも、云ふものか。
— 坂口安吾 『ちかごろの酒の話』 青空文庫
彼は高風気品ある人だから、妹の寝床を襲撃に及んでも女房は宿六の犯しがたい品位になほ評価を失つたわけではないのに、作中人物に納得させる現実の根柢裏づけが欠け、一人よがりいゝ気にオモチャ箱をひつくりかへしオモチャの人格をのさばらせるから、むしろそこからヒビがはいつた。
— 坂口安吾 『オモチャ箱』 青空文庫
作例 · 標準
彼の高風な人柄は、多くの人々に尊敬されている。
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リーダーには、高風な精神と公正な判断力が求められる。
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彼女の高風な振る舞いは、周囲に良い影響を与えた。
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