校風
こうふう
名詞
標準
school tradition
文例 · 用例
突然、だが静かにメーデー行進団の一角に学校風の若いメロデーで国歌が唱はれ出した。
— 岡本かの子 『英国メーデーの記』 青空文庫
倖い私のはいった学校は自由を校風としていた。
— 織田作之助 『髪』 青空文庫
此雑誌も既に第六号を刊行するに至り候事、嬉しき事に候へど、年齢に伴なふ思想の発達著るしからざるに徴すれば、精神的意義に乏しき武断一偏の校風が今猶勢力を有する結果なるべくと、婆心また多少の嗟嘆なき不能候。
— 石川啄木 『渋民村より』 青空文庫
斯くの如き思想の若し一般青年間に流布するあらば、健全なる校風の勃興や疑ふ可からず候。
— 石川啄木 『渋民村より』 青空文庫
その昔、下町の華族女学校といわれたほど、校風も生徒も華手である美和子の女学校は、お友達もみな相当の、お金持の家の娘ばかりであった。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
もし自由学園なら、あすこは生徒の親の資産調べと校風にしつけやすい特色の少い性格の子供をとることとで一部には有名であるから、作家の子供は敬遠したのかもしれない。
— 宮本百合子 『新入生』 青空文庫
運動会か何かあるというとき、そういう一人の同級生が、私が前髪をわけて髪を結っているから校風に合わない、その髪を直して運動会へ来るように、といった。
— 宮本百合子 『青春』 青空文庫
そのときは、もう十六ではなかったし、仮にも大学というところで、校長はあんなに自由とか天才とかいうくせに、何たるけちくさい性根であろう、と大いに腹を立ててそんな校風なら髪は直さないが運動会へなんか来ない、と行かなかったこともあったりした。
— 宮本百合子 『青春』 青空文庫
作例 · 標準
この学校は、自由な校風が特徴だ。
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彼は、伝統を重んじる校風の高校を卒業した。
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新しい校長は、校風をさらに発展させようとしている。
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ウィキペディア
校風 とは、初等教育ならびに中等教育の学校から、大学、短期大学など高等教育における一種のスクールカラーのこと。ただし、学校のシンボルカラーとして選ばれた狭義のスクールカラーではなく、学校の雰囲気、ならびに児童、生徒、学生の多くに共通して見られるような特徴、特性、傾向などを総称して言うもの。
出典: 校風 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0