炊く
たく
動詞-五段-カ行動詞-他動詞頻度ランク #26136 · 青空 721 例
標準
to cook (grains, e.g. rice)
文例 · 用例
同じ思いが、仲間の顔色に読まれる、飯を炊くのに、未だ時間がある、思い切って天幕から一、二間歩き出した、岩を二ツ三ツ飛び越えて、次第に爪先が上る、無辺無限の単調の線が、どこへ繋がって、どこへ懸っているのか、解らない……やはりあの空線の一つを辿っている。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
なんだか気になるので、五月の末に無沙汰の詫びながら手紙を出すと、すぐその返事が来て、来月は氷川様のお祭りで強飯でも炊くから遊びに来てくれとのことであった。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
お客樣に賣るだで、澤山沙魚の頭をだしに入れて炊くだアからね。
— 泉鏡太郎 『二た面』 青空文庫
・山の鴉はけふも朝からないてゐる・手紙焼き捨てるをお湯が沸いた・風の枯木をひらふては一人戻るなり、水を汲み胡瓜を切り御飯を炊く、いやはや忙しいことである、独居は好きだけれど寂しくないこともない、たゞ酒があつて慰めてくれる、南無日本酒如来である。
— 大田 『行乞記』 青空文庫
帰庵したのは一時すぎ、法衣をぬぐなり、水をくんで飯を炊く、ひとりもののノンキないそがしさである。
— 大田 『行乞記』 青空文庫
……四日ぶりに御飯を炊く、四日ぶりにぬく飯をたべる、あたゝかい飯のうまさが今更のやうに身にしみる。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
……烏帽子を被った鼠、素袍を着た猿、帳面つける狐も居る、竈を炊く犬も居る、鼬が米舂く、蚯蚓が歌う、蛇が踊る、……や、面白い世界じゃというて、殿たちがものとは較べられぬ。
— 泉鏡花 『吉原新話』 青空文庫
虫の喰滓のような比島米で、おまけに鍋も釜もないゆえ、石油鑵で炊くのだが、底がこげついても、上の方は生米のまま、一日一人当り一ポンド四分ノ三という約束の量も疑わしい。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
作例 · 標準
キャンプ場で、薪を燃やして飯盒でお米をふっくらと炊くのは意外と難しい。
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「今日の夕飯は何?」と聞かれ、「赤飯を炊く準備をしてるわ」と答えた。
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新米を最高の状態で炊くために、ミネラルウォーターを使って慎重に水加減を調整する。
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標準
to boil
作例 · 標準
旬の大根を柔らかくなるまでじっくり炊いて、味が染み込んだ煮物を作る。
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「お豆を炊く匂いがしてくると、もうすぐお正月だなあと思います」
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大きな鍋でカボチャを甘辛く炊き上げ、お供え物として用意した。
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標準
to get angry
作例 · 標準
あんまり理不尽なことを言われ続けると、仏の顔も三度で、さすがに私も腹を炊くぞ。
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彼は冷静なフリをしているが、心の中では激しく煮え炊く怒りを押し殺している。
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はらわたが煮え炊くような思いをしたが、ここはぐっと堪えてその場を立ち去った。
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