卓
たく異読 しょく
名詞頻度ランク #12651 · 青空 2350 例
標準
table
文例 · 用例
四畳半の真ん中に卓を一つ置いて、原稿紙を前に坐つてゐた。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
超現実派の詩論なぞも読んでをりますが、そして所々非常な卓見にも遭遇しますが、要するに読んだ後では「今時誰も結論には到達しないのだ」といふ何時も乍らの呟きを繰返さなければならない始末です。
— 中原中也 『近時詩壇寸感』 青空文庫
みよわが賽は空にあり、賽は純銀、はあとの「A」は指にはじかれ、緑卓のうへ、同志の瞳は愛にもゆ。
— 萩原朔太郎 『純銀の賽』 青空文庫
みよわが光は空にあり、空は白金、ふきあげのみづちりこぼれて、わが賽は魚となり、卓上の手はみどりをくむ。
— 萩原朔太郎 『純銀の賽』 青空文庫
私は前夜の飲過ごしでぐつたりして、少し卓子の割合には高過ぎる椅子に腰掛けて、煙草を喫つたり本を読みかけてみたり、と、急に思ひ出して此の日頃方々で受取つた名刺の整理をしたり、――要するに何の野心もなく、その日第一回の食事を済ましたばかりのところであつた。
— ――不真面目なわが心…… 『その一週間』 青空文庫
此処は銀座の裏通りのカフェー、卓子の上で扇風器は、哀しげな唸りをつづけてゐる。
— 中原中也 『夏の夜の話』 青空文庫
卓子に肘を突いたまゝ、ゆつくり煙を揚げてゐる。
— 中原中也 『夭折した富永』 青空文庫
窮屈さうに、紫檀の卓に頬肘を突いて、今まで其処に自分のゐた庭に、障子の中硝子を透して集中しない視線を遣つてゐた。
— 中原中也 『医者と赤ン坊』 青空文庫
作例 · 標準
会議室の真ん中には長い卓が置かれ、重々しい雰囲気の中で交渉が始まった。
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食堂の丸い卓を囲んで、学生たちが楽しそうにランチを食べている。
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職人が丹精込めて作り上げた、美しい木目の文机が卓として部屋に鎮座している。
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標準
counter for tables, desks, etc.
作例 · 標準
「ただいま満席ですので、あちらの二卓が空くまで少々お待ちください」
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雀荘の奥の二つの卓では、真剣な表情の客たちが静かに牌を並べていた。
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予約したレストランに行くと、窓際の特等席の一卓が私たちのために用意されていた。
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標準
offering table before an altar (sometimes used in tea ceremony)
作例 · 標準
お寺の本堂に据えられた大きな卓には、色とりどりの供物が丁寧にお供えされている。
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法要の際に、仏像の前に置かれた卓の上に香炉を置いて、静かに焼香を行う。
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茶室の床の間には小ぶりな卓が置かれ、その上に季節の一輪挿しが飾られていた。
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標準
tabletop incense burner
作例 · 標準
書斎の隅に置かれた小さな卓の上で、青磁の香炉が静かに煙を上げている。
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リラックスするために、お気に入りの卓にお香を立てて、好きな音楽を聴く。
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亡き祖母の部屋にある卓には、今も毎朝欠かさず線香が供えられている。
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