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池汀

ちてい
名詞
1
標準
shore of a pond
文例 · 用例
風が強くて干し物がいくつか砂利の上に落ちている。
寺田寅彦 病院風景 青空文庫
清らかになまめかしい白足袋も一足落ちている。
寺田寅彦 病院風景 青空文庫
太い、逞ましい喬木でも、心が朽ちているから、うっかり捉ると枝が折れて、コイワカガミや、ミヤマカタバミの草の褥へ俯ったりする。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
一体に、谷は、四月の末か、五月頃の柔々しい呼吸で充ちていて、大きな声を出すのすら、いたいたしいようだ。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
測量標の直ぐ下は、野宿に適当な広い平地があって、それから凄まじいほど、垂直の断崖を作している、その下が雪田で、雪解の水は大樺の谷、それから小樺の谷へと、落ちているらしいが、そこまでは解らない。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
枝振りのいい松に、頭を五分がりにした、丸々しいツツジや、梅などで囲んだ小池があって、筧からの水がいきおい込んで落ちている。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
) そうなるためには、留置場や、監房は立派な教材に満ちていた。
葉山嘉樹 乳色の靄 青空文庫
富士駅附近へ来ると極めて稀に棟瓦の一、二枚くらいこぼれ落ちているのが見えた。
寺田寅彦 静岡地震被害見学記 青空文庫
作例 · 標準
池汀に咲く水仙の花が、春の訪れを告げていた。
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少年は池汀に座り込み、水面に映る自分の顔をじっと見つめていた。
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風のない穏やかな日、池汀は鏡のように周囲の景色を映し出していた。
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