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池亭

ちてい
名詞
1
標準
arbor (arbour, bower) by a lake
文例 · 用例
勿論立派な邸宅というのでは無かったに疑い無いが、流石に自分が造り得たのだから、其居宅の記を作って居る、それが今存している池亭記である。
幸田露伴 連環記 青空文庫
保胤が日本往生極楽記を著わしたのは、此の六条の池亭に在った時であろうと思われる。
幸田露伴 連環記 青空文庫
清閑の池亭の中、仏前|唱名の間々に、筆を執って仏|菩薩の引接を承けた善男善女の往迹を物しずかに記した保胤の旦暮は、如何に塵界を超脱した清浄三昧のものであったろうか。
幸田露伴 連環記 青空文庫
匡房の続往生伝の叙に、寛和年中、著作郎慶保胤、往生伝を作りて世に伝う、とあるに拠れば、保胤が往生伝を撰したのは、正しく保胤が脱白|被緇の前年、五十一二歳頃、彼の六条の池亭に在った時ででもあったろう。
幸田露伴 連環記 青空文庫
保胤が池亭を造った時は、自ら記して、老蚕の繭を成せるがごとしと云ったが、老蚕は永く繭中に在り得無かった。
幸田露伴 連環記 青空文庫
丁度慶滋保胤が未だ俗を脱せずに池亭を作り設けた年であったが、保胤は然上人の唐に赴くを餞して賦して贈る人々の詩の序をも保胤が撰した。
幸田露伴 連環記 青空文庫
十月の詩は「蘆花、十月十三日草堂宿題」一、「侠客行、同上」一、「池亭冬晴、同日席上」一である。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
その作る所には宿題「朝起掃園」五律一、「擬破戎凱歌」の七絶一、席上題「池亭雨望」の七律一がある。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
作例 · 標準
池のほとりに立つ池亭は、風情があり、訪れる人々の目を楽しませていた。
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暑い夏の午後、池亭で涼を取りながら読書をするのが至福の時間だ。
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この庭園の池亭は、かつて文人たちが集い、詩歌を詠んだ場所だという。
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