蛮刀
ばんとう
名詞
標準
barbarian's sword
文例 · 用例
ヒリオガパラス皇帝は蛮族が迫ると知ると、高塔の階段に真珠をちりばめた黄金の延板を張り、いざ落城という折には塔の窓から飛び降りて自殺するつもりで、毎夜、塔の頂上の部屋で寝ていたが、かんじんのときに飛び降りそこね、あわれ蛮刀の錆になってしまった。
— 久生十蘭 『淪落の皇女の覚書』 青空文庫
人間は通常、一方が蛮刀をふりかざして迫って来るのを声も立てずにただ見ていられるものでしょうか?
— THE SECRET GARDEN 『秘密の庭』 青空文庫
――そのつぎに、和田呂宋兵衛、黒衣に蛮刀を佩き、いかにも意気ようようとしていた。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫
見せしめにかけてやる」 蛮刀を引き抜いて、即座に彼の首を刎ねようとした。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
そして短い蛮刀を吊り、ずらりと輪になったり、輪を崩したり、尻を振って跳ね踊るのだった。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
その自信もあるので藤甲軍の士気は猛烈で、噛みつくように蛮刀を揮ってくる。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
錢湯でながしを取つても、ばんとうに肩を觸らせた事さへない。
— 泉鏡太郎 『木菟俗見』 青空文庫
わたしは、いちばんとうとい家の中へもはいっていきましたし、今でもはいっていきます。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『眠りの精』 青空文庫
作例 · 標準
映画の登場人物が、巨大な蛮刀を振り回して敵と戦っていた。
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彼は壁に飾られた蛮刀を手に取り、その重さを確かめた。
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「あの戦士の蛮刀、すごく迫力があったね!」
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