軍略
ぐんりゃく
名詞
標準
strategy
文例 · 用例
英雄としての價値要素は、武將プラス政治家の綜合天才であるけれども、尊氏は武將として、それほど大した軍略家でなく、いつも大軍を擁して戰ひながら、概ね負けてばかり居るし、政治家としての手腕も、家康や秀吉に遠く及ばない。
— 萩原朔太郎 『足利尊氏』 青空文庫
今は左迄に有要とも見えぬ此孤島も、今より三十|年若くば五十|年の後、我日本が世界に大權力を振はんとする時、西方歐羅巴に對する軍略上、如何に得易からざる要鎭となるかは、追て分る時もあらう。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
之れ何んの力に因るか、天祐もあらん、軍略の妙用もあらん、然れど其最も威大なる力は、日本武士魂の発動即ち之れなり日本人の発動は、日本人の生命たり。
— 押川春浪 『警戒すべき日本』 青空文庫
金の千成瓢箪に又一ツ大きな瓢箪が添わるものだろうか、それとも北条氏|三鱗の旗が霊光を放つことであろうか、猿面冠者の軍略兵気が真実其実力で天下を取るべきものか。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
一度単于は李陵を呼んで軍略上の示教を乞うたことがある。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
敵の捕虜が、匈奴軍の強いのは、漢から降った李将軍が常々兵を練り軍略を授けてもって漢軍に備えさせているからだと言ったというのである。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
元、塞外都尉として奚侯城を守っていた男だが、これが匈奴に降ってから常に胡軍に軍略を授け兵を練っている。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
というのは、今まで漢に対する軍略にだけは絶対に与らなかった彼が、自ら進んでその相談に乗ろうと言出したからである。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
作例 · 標準
敵の裏をかく見事な軍略によって、数に勝る敵勢を撤退させることに成功した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼は若い頃から兵法書を読み漁り、卓越した軍略を身につけた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
外交交渉においても、彼は戦場での軍略と同じくらい緻密な計算を行っていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview