神前
しんぜん
名詞頻度ランク #38615 · 青空 329 例
標準
before god
文例 · 用例
その料理屋には、神前挙式場も設備せられてある由で、とにかく、そのほうの交渉はいっさい小坂氏にお任せする事にした。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
そのほか「棒使い」と言って、神前で紅白の布を巻いた棒を振り回す儀式もあったが、詳しい事はもうよくは覚えていない。
— 寺田寅彦 『田園雑感』 青空文庫
神さびた境内にたたずんで、夜山をかけた参詣の道者が、神前に額ずいての拍手を聞きながら、「日本の山には、名工の建築があるからいいなあ」と思った。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
明神前の交番と自働電話だけが奇蹟のように焼けずに残っている。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
「だが、まあいいや、久し振りでこっちへ登って来たから、鬼子母神様へ御参詣をして、茗荷屋で昼飯でも食おうじゃねえか」 二人は田圃路を行きぬけて、鬼子母神前の長い往来へ出ると、ここらの気分を象徴するような大きい欅の木肌が、あかるい春の日に光っていた。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
それだけでも、伊勢屋一家の信仰を買うには十分であって、伊勢屋からは少なからぬ奉納物を神前にささげた。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
神前をはばかるのか、かれは絶えずうつむいているが、ときどき鋭い上目使いをしてあたりに注意しているらしいのが半七の眼についた。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
そうして、神前に供えよと頤で知らせると、式部は心得てその通りにした。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
神前でお参りをするために、鳥居をくぐった。
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結婚式は神前で行われ、厳かな雰囲気に包まれた。
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祖母は毎朝、仏壇ではなく神棚に手を合わせ、神前で祈りを捧げていた。
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