七転八倒
しちてんばっとう異読 しってんばっとう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
tossing oneself about in great pain
文例 · 用例
私は此の新生児を抱いて、七転八倒してみるだけのことである。
— 中原中也 『新短歌に就いて』 青空文庫
あまり七転八倒の文章であるから以下簡単に此の一文を要約してみる。
— 中原中也 『新短歌に就いて』 青空文庫
鎌倉の声とともに、十方から呼吸を合はせ、七転八倒の騒に紛れて、妻子珍宝|掴次第。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
食不足で、ひくひく煩っていた男の児が七転八倒します。
— 泉鏡花 『木の子説法』 青空文庫
さまでは、とうけて恐る恐る干すと、ややあって、客僧、御身は苦悶し、煩乱し、七転八倒して黒き血のかたまりを吐くじゃ。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
こうして伊奈子を血塗れにして、七転八倒させつつ冷笑していようという私の計画は、私の頭の中でいくつもいくつもシャボン玉のように完成しては、片っ端から、何の他愛もなく瓦解幻滅して行った。
— 夢野久作 『鉄鎚』 青空文庫
狸はたちまち七転八倒して、「ううむ、何ともない。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
気を確に持たっせえ、弱い音を出しやあがるなッて、此家の兄哥が怒鳴るだけんど、見す見す天竺へ吹き流されるだ、地獄の土でも構わねえ、陸へ上って呼吸が吐きたい、助け船――なんのって弱い音さ出すのもあって、七転八倒するだでな、兄哥|真直に突立って、ぶるッと身震をさしっけえよ、突然素裸になっただね。
— 泉鏡花 『海異記』 青空文庫
作例 · 標準
激しい腹痛で、彼は七転八倒の苦しみを味わった。
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怪我をした選手は、ピッチの上で七転八倒していた。
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突然の事故に遭い、彼は恐怖で七転八倒した。
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ウィキペディア
七転八倒(しちてんばっとう)は、朱子からの言葉。
出典: 七転八倒 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0