患禍
かんか
名詞
標準
disaster
文例 · 用例
秋の日がかんかん照りつけるので柿の葉が乾燥してじりじりと巻き上がるのでいつの間にかそっくりと雀を包んで動けないように縛ってしまう。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
等々々、を出すのは、井戸の底に埃を溜めたり、なんかかんかするからであらう。
— 葉山嘉樹 『井戸の底に埃の溜つた話』 青空文庫
奥で僕と一ぱいやってかんかね。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
「君、散歩に行かんか。
— 萩原朔太郎 『田端に居た頃』 青空文庫
〔以下原稿数枚なし〕 それから松雲閣へ帰って一つ風呂を浴びてやれといふ気持ちで更衣室に行くとこれは又さっきの異人が宿から縞の唐〔桟〕の袷を着せられてかんかんと椅子に座ってパイプをくわいて時事新報を見てゐたもんである。
— 宮沢賢治 『一九三一年度極東ビヂテリアン大会見聞録』 青空文庫
」 小山のかんかん声がひゞいた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
」かんかん声で呶鳴った。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
この時は日がかんかんと照って土は非常にあつく、竜はくるしさにばたばたしながら水のあるところへ行こうとしました。
— 宮沢賢治 『手紙 一』 青空文庫
作例 · 標準
近代医学の恩恵が及ばぬ時代、人々は疫病という患禍を神の祟りと恐れた。
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数十年に一度と言われる大洪水に見舞われ、村は未曾有の患禍に見舞われた。
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度重なる患禍を乗り越えてきたこの土地には、先人の不屈の精神が根付いている。
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「まさか、これほどの患禍に見舞われるとは…」と、古老は変わり果てた故郷を前に絶句した。
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