干戈
かんか
名詞
標準
weapon
文例 · 用例
そこで大変な騒動が起り、干戈を動かすやうな事が出来た事が古い歴史にあります。
— 幸田露伴 『運命は切り開くもの』 青空文庫
宗教類似の信仰に夢中になって家族を泣かせるおやじもあれば、あるいは干戈を動かして悔いない王者もあったようである。
— 寺田寅彦 『コーヒー哲学序説』 青空文庫
国と国とも同じ事で、単に勝つ見込があるからと云つて、妄りに干戈を動かされては近所が迷惑する丈である。
— 夏目漱石 『点頭録』 青空文庫
幻詭猥雑の談に、干戈弓馬の事を挿み、慷慨節義の譚に、神仙縹緲の趣を交ゆ。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
臣おもえらく干戈を動かすは和解に若かずと。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
政宗が陳弁は此等諸方面との取合いの起った事情を明白に述べて、武門の意気地、弓箭の手前、已むに已まれず干戈を執ったことを云立てて屈しなかった。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
「四十年前少壮時、功名聊復自私期、老来不識干戈事、只把春風桃李巵」なぞと太平の世の好いお爺さんになってニコニコしながら、それで居て支倉六右衛門、松本忠作等を南蛮から羅馬かけて遣って居るところなどは、味なところのある好い男ぶりだ。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
日頃懇意の友情こまやかなる中ならば、干戈弓鉄砲の地へ踏込む前に当って、床の間の花、釜の沸音、物静かなる草堂の中で風流にくつろぎ語るのは、趣も深く味も遠く、何という楽しくも亦嬉しいことであろう。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
作例 · 標準
古代の戦場跡からは、多くの干戈が出土した。
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平和な時代には、干戈は博物館に展示されるだけとなる。
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標準
fighting
作例 · 標準
両国間の干戈は、ついに終結の時を迎えた。
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度重なる干戈は、人々の心に深い傷を残した。
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「もう干戈はこりごりだよ。平和が一番さ。」
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