柴刈り
しばかり
名詞頻度ランク #22515 · 青空 28 例
標準
firewood gathering
文例 · 用例
あの爺さんは、いまごろはきつとひどく落膽して、山に柴刈りに行く氣力も何も無くなつてゐるでせうから、私たちはその代りに柴刈りに行つてあげませうよ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
兎はあつけにとられたやうな顏をして、柴刈りの手を休め、ちよつとそのお辨當箱の中を覗いて、あ!
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
狸の大きいお辨當箱の中を覗いて、ぎよつとしたけれども、やはり何も言はず、肩をきゆつとすくめて、またもや柴刈りに取かかる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
――既に、草刈り、柴刈りの女なら知らぬこと、髪、化粧し、色香、容づくった町の女が、御堂、拝殿とも言わず、この階に端近く、小春の日南でもある事か。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
あの爺さんは、いまごろはきつとひどく落胆して、山に柴刈りに行く気力も何も無くなつてゐるでせうから、私たちはその代りに柴刈りに行つてあげませうよ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
兎はあつけにとられたやうな顔をして、柴刈りの手を休め、ちよつとそのお弁当箱の中を覗いて、あ!
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
狸の大きいお弁当箱の中を覗いて、ぎよつとしたけれども、やはり何も言はず、肩をきゆつとすくめて、またもや柴刈りに取かかる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
」などと、議論は意外のところまで発展して、そうしてその小男は声を放って泣いて、泣きながら家へ帰り、翌る朝は未明に起き柴刈り縄ない草鞋を作り両親の手助けをして、あっぱれ孝子の誉れを得て、時頼公に召出され、めでたく家運隆昌に向ったという、これは後の話。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫