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口をつぐむ

くちをつぐむ
動詞-五段-マ行表現
1
標準
to hold one's tongue
文例 · 用例
話している方も聞いている方も惹き入れられて、兄が口をつぐむと、静かになった。
梶井基次郎 城のある町にて 青空文庫
)という時たちまち犯すべからざる者になったから、私は口をつぐむと、婦人は、匙を投げて衣の塵を払うている馬の前足の下に小さな親仁を見向いて、(しょうがないねえ、)といいながら、かなぐるようにして、その細帯を解きかけた、片端が土へ引こうとするのを、掻取ってちょいと猶予う。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
道学者はアッと痘痕、目を円かにして口をつぐむ
泉鏡花 婦系図 青空文庫
)といふ時忽ち犯すべからざる者になつたから、私は口をつぐむと、婦人は、匙を投げて衣の塵を払ふて居る馬の前足の下に小さな親仁を見向いて、(為様がないねえ、)といひながら、かなぐるやうにして、其の細帯を解きかけた、片端が土へ引かうとするのを、掻取つて一寸猶予ふ。
泉鏡太郎 高野聖 青空文庫
だから私はかかる比較論に来ると口をつぐむ外はない。
有島武郎 惜みなく愛は奪う 青空文庫
正井の言葉から判じても、それは女手などでは実際どうする事もできないものらしいので葉子はこれだけは断念して口をつぐむよりしかたがなかった。
有島武郎 或る女 青空文庫
(と千寿が首を傾けているとき、下手の入口から宗清のお梶が、ひそかに入って来るのに気がついて、口をつぐむ)弥五七 (役者の道化振りを発揮して)これは、これはお梶どの。
菊池寛 藤十郎の恋 青空文庫
(云ひかけて加賀を見返り、あわてゝ口をつぐむ
岡本綺堂 能因法師 青空文庫
作例 · 標準
犯人は一切の質問に対し、口をつぐんで黙秘を続けた。
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秘密を守るため、彼女はどんなに問い詰められても口をつぐんでいた。
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