卑語
ひご
名詞
標準
vulgar word
文例 · 用例
この蒙古語譯の『孝經』と共に聯想さるるのは、後魏時代の鮮卑語譯の『孝經』である。
— 桑原隲藏 『支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道』 青空文庫
鮮卑語や蒙古語で『孝經』を譯出したのは、種人(塞外種族)に講習せしめん爲で、自己の種人にまで、しかく熱心に『孝經』の講習を勸めた後魏の孝文帝や元の武宗が、その領内の漢人に對して、一層之を勸進せしこと想像に難くない。
— 桑原隲藏 『支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道』 青空文庫
敬語・丁寧語・自卑語などの自家の方言に少いことが地方人に弱みを感じさせることであり、それ等をとり込むことが、方言改良の、一つの大きな方針となつたのである。
— 折口信夫 『「さうや さかいに」』 青空文庫
兎に角、廃語を復活した卑語の研究は我々の専門外のものであります。
— 佐藤春夫 『のんしやらん記録』 青空文庫
」 梟は私が斯う云ふ間に、だんだん顔をこっちへ直して、おしまひごろはもう頭をすこしうごかしてうなづきながら、私の云ふのに調子をとってゐたのです。
— 宮沢賢治 『林の底』 青空文庫
何か思ひごとのある時のお父さんから、邪慳な口のきき方で叱られるといつも栄蔵は、情けない気がするのだつた。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
けれども、そんな気持こそ、凡俗のとるにも足らぬ我執で、あさはかの無礼な歎息に違ひございませぬ。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
御病身で、癇癖がお強く、御鞠の御名人で、しかも世に例のなかつたほどの美貌でいらつしやつたとか、そんな事くらゐを人から聞かされてゐる程度でございますが、いづれは非凡の御手腕もおありになつたお方に違ひございません。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
作例 · 標準
酒場での喧嘩の際、彼は耳を疑うような卑語を相手に浴びせかけ、周囲を凍りつかせた。
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公の場での卑語の使用は、その人の品格を疑われるだけでなく、深刻な問題に発展しかねない。
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映画の字幕翻訳において、卑語をどの程度まで忠実に再現するかは常に議論の的となる。
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ウィキペディア
卑語 とは、現代では下品な言葉、卑猥な言葉をいう。もとは田舎の言葉、または世俗の言葉 の意であった。しばしば侮蔑の感情を含んだり、怒りを伝える罵詈雑言、罵倒語となることもあり、合わせて「卑罵語」 と呼ばれる。改まった場ではもちろん、人前で用いるのは慎むべきとされる。
出典: 卑語 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0