創案
そうあん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
conceiving (an idea)
文例 · 用例
単に同一主題の俳句を並べた「連作」という形式や、一つの主題からヴァリエーション的に発展して行く「連句」という形式やは、普通に昔からあったけれども、俳句と漢詩とを接続して、一篇の新体詩を作ったのは、全く蕪村の新しい創案である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
してみると私たちのなかまのたれかが創案したのだが、いったいたれだろう、あんなあわれ深い遊戯をつくり出したのは。
— 新美南吉 『花をうめる』 青空文庫
男達の前には、ビールが、美和子と相川さんの前には、バーテンの創案の、アルコール分の少いアヴェック・モア・カクテールが運ばれた。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
すべてここの田島場長の創案らしい。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
蛭社長は尻尾の装置をもつて、事務能率上の画期的創案なりとして非常な自慢であつた、或る日蛭氏は社長室から何心なく、会社の屋上に眼をやつた、丁度昼休みの時間で、沢山の社員が明るい日光を浴びて街をみおろしながら嬉々としてゐるのであつた。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
一名ベルチョナアジュと云う人身測定法を博士が創案したのは、一八七五年で、間もなく巴里警視庁鑑識課長に就任し、一八八八年二月にこのベルチョナアジュ法は初めて的確に個人識別法として採用され、其の筋の武器として、世界中到るところに応用されるに到ったのである。
— 牧逸馬 『ロウモン街の自殺ホテル』 青空文庫
配膳法はもとより、美味の膳部の多くは彼らの創案したものである。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫
博士の謙遜もさる事ながら、「国際」の語は最もインターナショナルの原語に適当しているから、その創案後殆ど十年の後ち、大学においても学科の公称としてこれを採用することとし、竟に一般に行わるるに至ったのである。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
作例 · 標準
この画期的なエンジンシステムは、若手技術者の創案によるものだ。
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彼は長年の研究の末、全く新しいプログラミング言語を創案した。
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その独自の教育メソッドの創案には、多大なる試行錯誤があった。
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