発案者
はつあんしゃ
名詞
標準
original proposer
文例 · 用例
発案者の酒井が選ばれて、籤を引いた。
— 菊池寛 『乱世』 青空文庫
と樽野は蔭で思つたが、何故か実父は訊さうともしないばかりか、すつかりタルノ街に逆上して、ほんたうにその頃は屡々訪れて来た事業の発案者達である政府を出資者にすべく事を運んでゐるといふ元代議士とか、市会議員とか、半額の出資者で千万長者と称ばれる人物やらを全力を挙げたお祭り騒ぎでもてなすのである。
— 牧野信一 『円卓子での話』 青空文庫
発案者の宇原重役の最初の考えでは、国策に沿うと同時に社員に安心して精励して貰うための、「会社の利益から打算しても、相当の予算を組んでやって決して損とならない一石二鳥の仕事である」と思われたのであった。
— 宮本百合子 『働く婦人』 青空文庫
父母は唯発案者にして決議者に非ず、之を本人に告げて可否を問い、仮初にも不同心とあらば決して強うるを得ず。
— 福沢諭吉 『新女大学』 青空文庫
私が編輯には当つたが、私自身がこの雑誌の発案者ではなかつた筈だ。
— 坂口安吾 『処女作前後の思ひ出』 青空文庫
時計工、宮廷音楽教師、新貴族、武器輸出業、水道事業の発案者そして、そのうえに劇作家を兼ねたピエール・カロン事ボーマルシエがその代表的な一人であり、そのボーマルシエの空想に浮んだ一英雄、伯爵お抱えの理髪師フイガロがまた、その典型の一ヴアリエーシヨンに外ならぬ。
— ――ボーマルシエ、辰野隆訳『フィガロの結婚』 『秘伝の名訳』 青空文庫
このヘソ・レビュウの発案者、ならびにヘソ脚本の執筆者が淀橋太郎であった。
— ストリップ罵倒 『安吾巷談』 青空文庫
探偵小説でのこのトリックの発案者はアンナ・カサリン・グリーン女史であったと思う。
— 井上良夫 『J・D・カーの密室犯罪の研究』 青空文庫
作例 · 標準
その画期的なアイデアの発案者は、まだ若手の研究員だった。
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このボランティア活動の発案者は、地元に住む高校生だ。
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彼は自分がそのプロジェクトの発案者であることを誇りに思っている。
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