住家
じゅうか
名詞
標準
(residential) house
文例 · 用例
祖父が――父の養父――がお人好し過ぎて他人のために財産といふものを全部使ひ尽して、自分の住家といふものは古い家を買つて建てたやうな有様であつたことを能く父は祖父の生前言つてゐた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
左手の小高き岡の向うに大石|内蔵助の住家今に残れる由。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
馬上を住家とした古人の旅を思いながらも、樹下石上に眠らずに、木口新しく、畳障子の備わった室とはいえない屋根の下に、楽々と足を延ばし、椎の葉に盛った飯でなく、御膳つきで食事の出来る贅沢を、山中の気分にそぐわぬと思いながらも、その便利を享楽した。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
こんなことを生業として宿々に知り合いが出来るとなおこの街道から脱けられなくなり、家を離散さしてから二十年近くも東海道を住家として上り下りしていると語った。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
札幌の普通の住家は室内は綺麗でも外観が身萎らしい。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
そのほどよい所の新墓が民子が永久の住家であった。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
旅寐の床、侘人の住家、いづれに聞ても物おもひ添ふる種なるべし。
— 樋口一葉 『あきあはせ』 青空文庫
一七二〇年頃ターリング(Terling)に新しく住家を求め、その後 Terling Place の荘園を買った。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
作例 · 標準
被災地の住家は、ほとんどが破壊されてしまった。
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空き住家が増え、地域の治安が悪化している。
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彼は新しい住家を求めて、この町に引っ越してきた。
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