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建物

たてもの
名詞頻度ランク #1389 · 青空 5997
1
標準
building
文例 · 用例
そのペンキはボロボロに剥げて、建物も鎧扉も、指で押せば立ちどころにメリメリツといきさうであつた。
中原中也 金沢の思ひ出 青空文庫
建物の背後の、ブランコのある所を見たいと思つて建物の横を廻りかけたが、何しろ休暇中だし、朝の五時半であつたし、小使の女房か女学部の舎監であつたか知らないが、炊事場の小窓から一寸顔をのぞけて、ケゲンさうにこちらを見たから、諦めてコソコソと引返した。
中原中也 金沢の思ひ出 青空文庫
ともかく門から建物までの花園は昔のまゝであつた。
中原中也 金沢の思ひ出 青空文庫
茲では只、茫漠たる焼野に建物が建つたためには、人知れぬ努力があつたのだし、ジイドのあの反省的で堅忍な調子を想起され度、芸術の容易でない時代に生れ、その時代を生きたのであることを云へばよいのである。
中原中也 アンドレ・ジイド管見 青空文庫
王宮と河一つ隔てた広場に面した四角な煉瓦造りの建物で、これは有名なシンケルの建てた特色のある様式の建築として聞こえたものだそうである。
寺田寅彦 ベルリン大学(1909-1910) 青空文庫
そうして河向いの高い塀の曲り角のところの内側に塔のような絞首台の建物の屋根が少し見えて、その上には巨杉に蔽われた城山の真暗なシルエットが銀砂を散らした星空に高く聳えていたのである。
寺田寅彦 追憶の冬夜 青空文庫
でつかい建物や、ごてごてした裝飾には口をあけておつたまげても、こんな幽邃の美には一向に感心しない。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
都会の夏の夜月は空にメダルのやうに、街角に建物はオルガンのやうに、遊び疲れた男どち唱ひながらに帰つてゆく。
中原中也 山羊の歌 青空文庫
作例 · 標準
駅前には、最新の免震技術を導入したガラス張りの近代的な建物がいくつも建設されている。
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歴史的な価値がある古い建物を保存するため、ボランティア団体が修繕費の寄付を募っている。
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「あの建物、昔は小学校だったんだけど、今はリノベーションされてお洒落なカフェになっているんだよ」
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ウィキペディア

建物 とは、土地に定着する建造物(工作物)のうち、屋根および周壁を有するもののこと。

出典: 建物 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0