謹聴
きんちょう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
listening attentively
文例 · 用例
鼻眼鏡でぬうっと澄ましていて、そうして何でも実によく知っているルーベンスの傍に、無邪気で気軽く明るいプランクがいて、よくわれわれでも知っているような実験的の事実を知らないで質問する、若い連中が得意になってそれを説明するのを感心して謹聴していた。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
」「その謹聴のきんの字は現金のきんの字だろう。
— 泉鏡花 『取舵』 青空文庫
「それじゃその莨を喫んで謹聴し給え。
— 泉鏡花 『取舵』 青空文庫
「謹聴の約束じゃないか。
— 泉鏡花 『取舵』 青空文庫
」 渠は再び横になりて謹聴せり。
— 泉鏡花 『取舵』 青空文庫
小田は鶴雄がだまっているので、謹聴しているのだと思ったのか、煙突のように煙草のけむりを吐きながら喋りつづけた。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
「謹聴々々」 伝三郎の妻だ。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
今も、権右衛門は、初乃の、右肩をぐいと下げて謹聴している姿を見ると、伝三郎奴とふと思うのだ。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
作例 · 標準
弟子たちは師の言葉を一言も漏らすまいと謹聴した。
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全員が起立し、学長の式辞を謹聴するなかで卒業式は厳かに進んだ。
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彼は長老の語りを謹聴しながら、手元のノートに要点を書き留めた。
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標準
(be quiet and) listen!
作例 · 標準
壇上の老師が「謹聴!」と声を上げると、騒がしかった会場がしんと静まった。
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「謹聴!これより宣言を読み上げる」と役人が叫び、群衆は息をのんだ。
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「皆の者、謹聴せよ」と将軍が命じると、一同は頭を垂れて耳を傾けた。
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