帰営
きえい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
returning to military duty
文例 · 用例
もう帰営の時間が逼っていますから、長くお話はできないけれども……それだから我慢して聞いてください」 それならなんでも勝手にいってみるがいい、仕儀によっては黙ってはいないからという腹を、かすかに皮肉に開いた口びるに見せて葉子は古藤に耳をかす態度を見せた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
おれたちを送って、でもやはり六時までに帰営しなけりゃならない。
— 山川方夫 『その一年』 青空文庫
が、その上等兵は上等兵で只だ役目に二十分か三十分、厭や/\新兵を集めて読法とか陸軍々制につひての学課をして、帰営後の班長に報告するに止まつてゐた。
— 新井紀一 『怒れる高村軍曹』 青空文庫
が、脱営兵の殆ど凡てが、自訴して帰営した者を除いては一人も捉まつた者のない事実を思ひ浮べた。
— 新井紀一 『怒れる高村軍曹』 青空文庫
一ダイヤの仕事が終って入庫しても、帰営するまでに時間があると私は車庫裏の投炭練習場へ伴い、模型火室で焚火法の練習をさせた。
— 或る国鉄機関士の述懐 『指導物語』 青空文庫
「これを今日飛行機で陣地の上から配ったんだよ、――もう駄目だね、こうなったら」 彼のはなしによると日暮れがたであったが「近衛師団長」の機智で山王台の上から帰営ラッパを吹き鳴らすと急に隊を組んでいた兵卒のむれが一角からくずれるようにうごきだしたというのである。
— 尾崎士郎 『菎蒻』 青空文庫
」「やっぱり草履の方がなんぼ歩きえいか知れん。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
混ぜ物処理によってこれらの部局はしばしば市場の値段より安価に購入できえいることは事実である。
— FOOD AND ITS ADULTERATIONS; ANALYTICAL SANITARY COMMISSION OF "THE LANCET" 『食品とその混ぜ物処理』 青空文庫
作例 · 標準
休暇を終えた兵士たちは、午後10時までに帰営するよう命じられていた。
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駅前のバス停には、これから帰営するであろう若い兵士たちが列を作っていた。
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彼は家族に見送られ、次の任地へと向かうために帰営した。
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