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衒耀

げんよう
名詞動詞-サ変
1
標準
false glitter
文例 · 用例
即ち之を分類すれば、徳川初期のは強い圧迫に対する強い反抗の体現であつて、其の物の本当の意味からすれば、強い者に当る必要上真実に強きものたるを主とするは勿論であるが、真実に於ては寧ろ啻に強いことを見得として居る様な傾きのあつた、やゝ虚栄的衒耀的のものであつたらしい。
幸田露伴 侠客の種類 青空文庫
疎放と衒耀とを最も厭ふ。
北原白秋 海豹と雲 青空文庫
江戸に接近しては、歴史家の所謂桃山時代が、やはりさうなのであるが、ともかくも、さうした衒耀な時代が、とび/\に山をなして、民俗芸術興隆の中心となり、其が連結して、漸層的に発達して来てゐるのである。
「翁の発生」の終篇 能楽に於ける「わき」の意義 青空文庫
「別れの時」の悲哀を伴はざる革命と進歩とは處僞か誇張か衒耀か、孰れにしても内的必然を缺く浮氣の沙汰とよりは思ひ難いのである。
阿部次郎 三太郎の日記 第一 青空文庫
彼れの言行には、一點の衒耀なく、夸張なく、文采の燦爛たるものなく、活氣の飛動せるものなく、常に克己、自制、規律を以て鍛錬せられたる軍人氣質の標本たりき。
鳥谷部春汀 明治人物月旦(抄) 青空文庫
彼れの言行には、一点の衒耀なく、夸張なく、文采の燦爛たるものなく、活気の飛動せるものなく、常に克己、自制、規律を以て鍛錬せられたる軍人気質の標本たりき。
鳥谷部春汀 明治人物月旦(抄) 青空文庫
「どうも、ありがとうございました」「いやあ、――あ、荷物、荷物……」 赤井と二人掛りで渡して、「これだけですか」「はあ、どうも……」「じゃ、気をつけて、ごきげんよう」「ごきげんよう、どうもいろいろと……」 頭を下げたが、しかし彼女は立ち去ろうとしなかった。
織田作之助 昨日・今日・明日 青空文庫
ごきげんよう、ストーナさん。
THE ADVENTURE OF THE SPECKLED BAND まだらのひも 青空文庫
作例 · 標準
彼の派手な言動には衒耀が見られ、真実味に欠ける。
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その美術品は、衒耀のない素朴な美しさを持っていた。
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彼は自分の才能を衒耀することなく、黙々と努力を続けた。
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