震
しん
名詞頻度ランク #16301 · 青空 1283 例
標準
zhen (one of the trigrams of the I Ching: thunder, east)
文例 · 用例
」そう小声で尋ねて、妹から手紙を受け取る私の指先は、当惑するほど震えていました。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
同時に彼自身にも分らぬ悔恨に似た情が、ギクリと頭蓋骨を震はせた。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
寂しい、孤独の中に震える人生の姿である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
秋ふかき隣は何をする人ぞ秋さびし手毎にむけや瓜茄子 芭蕉の心が傷んだものは、大宇宙の中に生存して孤独に弱々しく震えながら、葦のように生活している人間の果敢なさと悲しさだった。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
『では、どうすれば好いんだ、ど、どうすれば……腕力なんて、野蠻な……僕は』紳士は對手の權幕に、震へ聲を出して、殆ど、全く、實際、困つた樣子。
— 萩原朔太郎 『二十三夜』 青空文庫
『何をする、賣女』芳の眼色は、急に變つて體躯が震動へた。
— 萩原朔太郎 『二十三夜』 青空文庫
震災に焼けなかったお蔭で、ぼろぼろにはなったが、昔の姿の名残を止めている。
— 寺田寅彦 『病院風景』 青空文庫
全身がブルブル震つたことも意識した。
— 太宰治 『地図』 青空文庫
作例 · 標準
易経の震は、雷と東を象徴する。
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震の卦は、変化や活動の始まりを示すとされる。
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彼は易占いで震の卦が出たことに驚いた。
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ウィキペディア
震(しん)は八卦の一つ。卦の形は☳であり、初爻は陽、第2爻・第3爻は陰で構成される。または六十四卦の一つであり、震為雷。震下震上で構成される。
出典: 震 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0