義肢
ぎし
名詞
標準
artificial limb
文例 · 用例
歯ぎしりして死んでいったと聞いている。
— 太宰治 『緒方氏を殺した者』 青空文庫
私も少しどぎまぎして、わるかったかな?
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
その煮え返る釜の中にあつて、私は過ぎし日の「自己統一」を追惜するのであつた。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
掛川と云えば佐夜の中山はと見廻せど僅かに九歳の冬|此処を過ぎしなればあたりの景色さらに見覚えなく、島田|藤枝など云う名のみ耳に残れるくらいなれば覚束なし。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
雪の宵 青いソフトに降る雪は 過ぎしその手か囁きか 白秋ホテルの屋根に降る雪は過ぎしその手か、囁きか ふかふか煙突|煙吐いて、 赤い火の粉も刎ね上る。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
しづかにしづかに酒のんでいとしおもひにそそらるる…… ホテルの屋根に降る雪は 過ぎしその手か、囁きかふかふか煙突煙吐いて赤い火の粉も刎ね上る。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
それはな、首へ市蔵と書いたふだをぶらさげて、私は以来市蔵と申しますと、口上を云って、みんなの所をおじぎしてまわるのだ。
— 宮沢賢治 『よだかの星』 青空文庫
ジョバンニはもうどぎまぎしてまっ赤になってしまひました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
ウィキペディア
義肢(ぎし)とは、平たく言えば「人工の手足」のことであり、患者が失った四肢の外見や機能を補うために使う器具を指す。
出典: 義肢 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0