義士
ぎし
名詞
標準
loyal retainer
文例 · 用例
ヂックは非常な仁人とか義士とかに見えるでしょう。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
前の年の暮に江戸で行われた赤穂義士の復讐は、当時に在っても世間を震憾させる大事件だった。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
その前から酔っていた士が二階にいて頻りに管を巻いていたが、芝居が進んで茶屋場となり、由良之助が酒や女にうつつを抜かす態たらくを見ると、酔った士はそれを義士の首領の反間苦肉の策とは知りながらも、あまりその堕落振りが熱演されるので、我慢が仕切れなくなり、舞台に向って頻りに罵声を浴びせかけ始めた。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
「忠臣、義士の罰が当らあ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
」 義士の人数、六人の同勢は、羽根のように、ぽんぽんと発奮んで出て行く。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
」 事実元禄義士扱い。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
いや、何にいたせ、貴方がたを義士の御連中とお見掛け申して、ちと折入って、お話し申したい事があります。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
日本橋三丁目の通の角で、電車の印を結んで、小児演技の忠臣義士を煙に巻いて、姿を消した旅僧が、胸に掛けた箱の中には、同じ島田の人形が入っていたのである。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
ウィキペディア
義士(ぎし)は、節義を厚い者のことをいう。類似する概念として志士、烈士などがある。
出典: 義士 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0