義子
ぎし
名詞
標準
adopted child
文例 · 用例
」 スティヴンスンは妻と義子とを連れて英国に帰って来た。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
腹立ちまぎれに、巫臣の一族、子閻、子蕩及び、夏姫の義子に当る黒要を惨殺して、その財を奪った。
— 中島敦 『妖氛録』 青空文庫
だが、秀吉はそんな小細工は嫌いなので、それと聞くや、信長の第四子で秀吉の義子となって居る秀勝を質として、勝家の下に送った。
— 菊池寛 『賤ヶ岳合戦』 青空文庫
秋航は江戸の儒者|西島蘭渓の義子で、『湖山楼詩屏風』の言う所によれば、詩賦書画|篆刻等を善くした多芸の才人である。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
広瀬青村は豊後の名儒淡窓の義子である。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
かつて明倫堂の督学であった冢田大峰の義子謙堂年六十一も二十一日に刑せられた者の一人であった。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
義子善次郎、字は某、鶴林と号し、後に『枕山先生詩話』その他の書を著した。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
「主人の姪ですよ」 美しい義子と醜い姪と、この辺にも因縁が絡んでいそうです。
— 死の矢文 『銭形平次捕物控』 青空文庫