鐘楼
しょうろう異読 しゅろう
名詞頻度ランク #44431 · 青空 352 例
標準
belfry
文例 · 用例
三 山の麓のさびれた高い鐘楼と教会堂の下に麓から谷間へかけて、五六十戸ばかりの家が所々群がり、また時には、二三戸だけとびはなれて散在していた。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
右手に鐘楼があって、小高い基礎の周囲には風が吹寄せた木の葉が黄色くまたは赭く湿れ色を見せており、中ぐらいな大さの鐘が、漸く逼る暮色の中に、裾は緑青の吹いた明るさと、竜頭の方は薄暗さの中に入っている一種の物※しさを示して寂寞と懸っていた。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫
ほかの名高い伽藍にくらべて別に立派なとも思いませんが両側に相対してそびえた鐘楼がちょっと変わった感じを与えます。
— 寺田寅彦 『先生への通信』 青空文庫
鐘楼の下の扉が開いて女が顔を出した。
— 寺田寅彦 『先生への通信』 青空文庫
「セバストポールの鐘をごらんなさい」と先に立って、反対の側の鐘楼へ導く。
— 寺田寅彦 『先生への通信』 青空文庫
また鐘楼へもどってはいる。
— 寺田寅彦 『先生への通信』 青空文庫
萩原晃この時|白髪のつくり、鐘楼の上に立ちて夕陽を望みつつあり。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
鐘楼は柱に蔦からまり、高き石段に苔蒸し、棟には草生ゆ。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
作例 · 標準
古い寺の鐘楼からは、毎朝、厳かな鐘の音が響き渡る。
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彼は、鐘楼の屋根から街の景色を眺めるのが好きだった。
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その教会の鐘楼は、街のシンボルとして親しまれている。
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