姉君
あねぎみ
名詞
標準
(elder) sister
文例 · 用例
その表彰式に彼の母も参列したが、人々は「我 Senior Wrangler の姉君」のために万歳を三唱」した。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
本箱をさがして、紫のおん姉君の、第七帖を出すのも仰々しからう。
— 泉鏡太郎 『湯どうふ』 青空文庫
ええええ、その董、露草は、若様、この度の御旅行につき、白雪の竜馬にめされ、渚を掛けて浦づたい、朝夕の、茜、紫、雲の上を山の峰へお潜びにてお出ましの節、珍しくお手に入りましたを、御姉君、乙姫様へ御進物の分でござりました。
— 泉鏡花 『海神別荘』 青空文庫
歴史六十巻、小説百巻、と申しまするデュオデシモ形と申す有名な版本の事を……お聞及びなさいまして、御姉君、乙姫様が御工夫を遊ばしました。
— 泉鏡花 『海神別荘』 青空文庫
この鸚鵡のみは、いかにしてかあの姉君を憎めるがこぼれ幸にて、今も飼はれ侍り。
— 森鴎外 『文づかひ』 青空文庫
」と鸚鵡のかたへ首さしいだしていふに、姉君憎むてふ鳥は、まがりたる嘴を開きて、「さならずや、さならずや」と繰返しぬ。
— 森鴎外 『文づかひ』 青空文庫
車停むるところへ、はや馴れたる末の姫走り来て、「姉君たち『クロケット』の遊したまへば、おん身も夥になりたまはずや、」とわれに勧めぬ。
— 森鴎外 『文づかひ』 青空文庫
大臣の夫人はこの君の伯母御にあたりて、姉君さへかの家にゆきておはすといふに、始めて逢へること国人の助を借らでものことなるべく、またこの城の人に知らせじとならば、ひそかに郵便に附しても善からむに、かく気をかねて希有なる振舞したまふを見れば、この姫こころ狂ひたるにはあらずやとおもはれぬ。
— 森鴎外 『文づかひ』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日姉君について考えている。
姉君という言葉は日本語で重要だ。
彼は姉君の意味を理解している。
この文には姉君が含まれている。