軒昂
けんこう
形容詞-たる副詞-と
標準
high-spirited
文例 · 用例
馬翁が凡人普通に交っているとき、いかにも悲しく退屈そうな顔をして居り、軒昂として自分を立て、周囲を悪罵するときにどんなに満足と親しさを彼の表情の下に隠しているか見れば判る。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
帰去来太宰治-------------------------------------------------------【テキスト中に現れる記号について】:ルビ(例)流石|:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号(例)意気|軒昂たるものがあった。
— 太宰治 『帰去来』 青空文庫
」北さんはひとり意気|軒昂たるものがあった。
— 太宰治 『帰去来』 青空文庫
其の光景は蓋し經驗無き者の窺知し難きところでは有るが、たとへば勇士の敵を望んで愈※意氣の軒昂たるを致す如きものが有るのを疑はない。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
女は丁度其処へ来合わせた夜会服の柔和な老人を見ると急に軒昂として眉を釣上げ――へん、また一人イベットの御親類筋が来たな。
— 岡本かの子 『ドーヴィル物語』 青空文庫
*ワレラコクキヤウニアリ 妻子を初め東京の諸友に、その安別から打電した時には、私もまた意気軒昂たるものがあった。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
勝頼の意気軒昂たるものがあったであろう。
— 菊池寛 『長篠合戦』 青空文庫
翌四日にも、幕軍は敗勢を返さんとして戦ったが、此日仁和寺宮|嘉彰親王が、金甲馬に跨り、前駆に錦旗を飜して、陣頭に進まれたので、絶えて久しき錦の御旗を仰いだわけで、官賊の別が判然としたので、薩長の軍は意気軒昂となり、幕軍は意気沮喪して、いよいよ敗勢の著しいものがあった。
— 菊池寛 『鳥羽伏見の戦』 青空文庫
作例 · 標準
勝利を確信した選手たちは、意気軒昂として決勝戦の舞台へと上がっていった。
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逆境にあっても意気軒昂たる態度を崩さない彼の姿勢は、多くの部下を勇気づけた。
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新入社員たちは希望に胸を膨らませ、意気軒昂として研修に取り組んでいる。
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