聴覚
ちょうかく
名詞頻度ランク #11958 · 青空 254 例
標準
(sense of) hearing
文例 · 用例
つまり蕪村の場合では、言葉の聴覚的な音韻要素も、対象をイマジスチックに描写するための手段として、絵画的用途に使用されているのであって、本質上の意味でのリリシズムとして――即ち音楽として――使用されているのではない。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
身体的発表としての「いき」の自然形式は、聴覚としてはまず言葉づかい、すなわちものの言振りに表われる。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
身体的発表としての「いき」の自然形式は、聴覚と視覚に関するものと考えて差支ないであろう。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
かくして聴覚は音の高低を判然と聴き分ける。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
そうして聴覚や視覚にあって、明瞭な把握に漏れる音色や色合を体験として拾得するのが、感覚上の趣味である。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
耳と目とが同じ高さにあるのは視覚空間と聴覚空間との連絡、同格化のために便利であろうと思われる。
— 寺田寅彦 『耳と目』 青空文庫
それらの話や会話は、耳の聴覚で聞くよりは、何かの或る柔らかい触覚で、手触りに意味を探るというような趣きだった。
— 散文詩風な小説 『猫町』 青空文庫
それははじめかすかではあったが鋭くとぎ澄された彼女の聴覚に触れた。
— 梶井基次郎 『不幸』 青空文庫
作例 · 標準
子供の聴覚は、言語発達の初期段階で非常に重要である。
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