聾
ろう
名詞頻度ランク #18045 · 青空 379 例
標準
deafness
文例 · 用例
耳を聾する亂調に入興ありたる擧動やお竹つらつら思ふ樣こは夕暮を酒にして主人の笑を見んと也忠義ぶりなる店の子が賢かりける可笑しさよ。
— 萩原朔太郎 『煤掃』 青空文庫
耳を聾するような音と、眼を眩するような光の強さはその中にかえって澄み通った静寂を醸成する。
— 寺田寅彦 『田園雑感』 青空文庫
このお爺さんの草庵の周圍の大竹藪にも、無數の雀が住んでゐて、朝夕、耳を聾せんばかりに騷ぎ立てる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
それを調べた上で、もし出来るならば、世界中の人間がことごとく盲あるいは聾であったとしたらこれらの人間の建設した科学は吾々の科学とどうちがうか、という問題を考えてみたいと思っている。
— 寺田寅彦 『鸚鵡のイズム』 青空文庫
そういうわけで盲人や聾者の心理というものに多大な興味を感ずるようになった。
— 寺田寅彦 『鸚鵡のイズム』 青空文庫
この書物の第十五章は盲と芸術との交渉を述べたものであるが、その中に、盲で同時に聾のヘレン・ケラーという有名な女の自叙伝中に現れた視覚的美の記述がどういう意味のものかという事を論じた一節がある。
— 寺田寅彦 『鸚鵡のイズム』 青空文庫
五 盲や聾から考えると普通の人間は二重人格のように思われるかもしれない。
— 寺田寅彦 『KからQまで』 青空文庫
T「あっしが盲目で唖で聾になったら知ら無え事」 「なにッ」と鉄五郎が気色ばむのを三次一足退って又「へ……」 と笑って粉かした。
— 山中貞雄 『恋と十手と巾着切』 青空文庫
作例 · 標準
彼は幼い頃に高熱を出した後遺症で聾となったが、今はプロのカメラマンとして活躍している。
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街角で、聾の人たちが手話を使ってとても楽しそうに談笑しているのを見かけた。
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その映画は、音楽一家に生まれながら一人だけ聾である少女の葛藤と成長を描いた感動作だ。
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