荒くれ男
あらくれおとこ
名詞
標準
rowdy fellow
文例 · 用例
「そんなこと自由ぢやないの……」「えゝ、さういへばさうだけど、自由なんて引つぱり出すと却つて不自由だ、怒鳴りたい時は怒鳴るが好いつてのが自由でせう……」「ぢや若し、隣の人達が女だから好いけれど、荒くれ男共だつたら如何するの」 低声で言つた。
— 中原中也 『分らないもの』 青空文庫
二つのランプの光は赤くかすかに、陰は暗くあまねくこのすすけた土間をこめて、荒くれ男のあから顔だけが右に左に動いている。
— 国木田独歩 『窮死』 青空文庫
肌脱の荒くれ男の影鬼の如く映れるあり、乱髪の酌婦の頭の夜叉の如く映るかと思へば、床も落つると思はるゝ音が為て、ドツとばかり笑声の起る家もあり。
— 國木田独歩 『空知川の岸辺』 青空文庫
猟夫や樵夫の荒くれ男ですら之を魔所と唱えて、昼も行悩む三方崩れの悪所絶所を、女の弱い足で夜中に越そうと云うのは、余りに無謀で大胆であった。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
月代の伸びた荒くれ男どもは本職の渡世人らしく、頬冠りや向う鉢巻で群がっている穢苦しい老若は、近郷近在の百姓や地主らしい。
— 夢野久作 『名娼満月』 青空文庫
兵卒たちは荒くれ男、だが中隊長の体に手をかけるやうな、勇敢な男は一人もゐない、ズラリと兵士たちをならべてをいて中隊長は兵士の額にむかつて訓示をしそれが終ると、くるりと廻れ右させて、今度は兵士の後頭部に命令した、すると彼等は、しやにむに走つた。
— 詩集(5)飛ぶ橇 『小熊秀雄全集-6』 青空文庫
これほどの屋敷の内に女というのは、台所のお仙一人で、そのほかはみな犬の肉でも喰いそうな荒くれ男ばかりである。
— 岡本綺堂 『番町皿屋敷』 青空文庫
寒暑と波濤と力わざと荒くれ男らとの交わりは君の筋骨と度胸とを鉄のように鍛え上げた。
— 有島武郎 『生まれいずる悩み』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日荒くれ男について考えている。
荒くれ男という言葉は日本語で重要だ。
彼は荒くれ男の意味を理解している。
この文には荒くれ男が含まれている。
ウィキペディア
荒くれ男(あらくれおとこ、en:Stampede)は、1949年に公開されたアメリカ合衆国の西部劇映画。
出典: 荒くれ男 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0