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無頼漢

ぶらいかん
名詞
1
標準
ruffian
文例 · 用例
おまへくらゐのものにまだ相対界を尽滅させられて堪るものかいと空で無頼漢が私にいふ。
小林秀雄に 小詩論 青空文庫
そして私自身まだ相対界が好きなのだから私は無頼漢の奴隷になつてなくちやならなくとも仕方がない。
小林秀雄に 小詩論 青空文庫
いや、冐險なんて下手な言葉を使ふから何か血なまぐさくて不衞生な無頼漢みたいな感じがして來るけれども、信じる力とでも言ひ直したらどうでせう。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
だが、無頼漢共を量る時には、一年の概念的な数字に過ぎなかった。
葉山嘉樹 乳色の靄 青空文庫
と、味噌歯を出してわらったのだが、金羊毛の舞踊室から無頼漢の礼讃を象徴するような意気で猥雑なタンゴが響いてくると、急に奔放な馬のような女となって、 ――Y、おれはお前が好き、お前なしでは生きていられぬ妾の生命、と、なまめかしく云うのであった。
吉行エイスケ 孟買挿話 青空文庫
ここは門司市、東川端の卑猥な街、カアルトン・バアの青い給仕人の花風病の体温、ロシア女の新らしい技術の中で無頼漢の唄う流行歌。
吉行エイスケ 飛行機から墜ちるまで 青空文庫
「こらっ――」 見張員と休息員と無頼漢等を引挟んで、片手に一人ずつ引掴めば、洩れたる者も逃げんとはせず。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
「ザバタスは全く彼の部下のした事を与り知らなかったので、やがてそれを発見するに及んでその無頼漢を縊り殺してしまった上、指輪は侯爵夫人へ送り返したと云う事実を、何故あなたはお考え下さらないのですか?
渡邊温 薔薇の女 青空文庫
作例 · 標準
夜の路地裏には、酔っ払った無頼漢がたむろしていた。
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彼は、かつては街の顔役だった無頼漢だったが、今は足を洗っている。
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無頼漢に絡まれそうになったが、毅然とした態度で追い払った。
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