荒くれ者
あらくれもの
名詞
標準
ruffian
文例 · 用例
しかし、荒くれ者の船長が彼の哀れな腕を嗤っただけあって、船の仕事は辛かった。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
この宇陀には、兄宇迦斯、弟宇迦斯というきょうだいの荒くれ者がおりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
命は建がそう言いおわるといっしょに、その荒くれ者を、まるで熟したまくわうりを切るように、ずぶずぶと切りほうっておしまいになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
「てっきり、私を襲った荒くれ者の一団が、帽子と鳥を持ち去ったのだと思っておりました。
— THE ADVENTURE OF THE BLUE CARBUNCLE 『蒼炎石』 青空文庫
かくして君のもとへたどり着いたわけだが、その途上、棍棒を手にした荒くれ者に襲われた。
— THE FINAL PROBLEM 『最後の事件』 青空文庫
かかる荒くれ者でも神に対してする神妙な態度を見れば、いぶせき宿もまた頼もしいような感がした。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
あれこれと文句をいっているところへ、興福寺では、荒くれ者で聞える坊主が二人、鎧に長刀、大刀をかいこんであっという間もなく延暦寺の額をたたき割って、「うれしや水、鳴るは滝の水、日は照るとも絶えず」と陽気にうたいながら、南都の坊主の中に引き揚げていった。
— 第一巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
主人のさらなる話では、館にはたいてい週末に客があるらしく――『あらくれものたちですぜ』――とりわけ赤髭の紳士、つまりウッドリがいつもいるらしい。
— THE ADVENTURE OF THE SOLITARY CYCLIST 『自転車乗りの影』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日荒くれ者について考えている。
荒くれ者という言葉は日本語で重要だ。
彼は荒くれ者の意味を理解している。
この文には荒くれ者が含まれている。