ごろつき
ごろつき
名詞
標準
文例 · 用例
私はたとえば、彼女が三人のごろつきの手から遁げられるように、であるとか、又はすぐ警察へ、とでも云うだろうと期待していた。
— 葉山嘉樹 『淫賣婦』 青空文庫
「ヨシ、ごろつき奴、死ぬまでやってやる」私はこう怒鳴ると共に、今度は固めた拳骨で体ごと奴の鼻っ柱を下から上へ向って、小突き上げた。
— 葉山嘉樹 『淫賣婦』 青空文庫
此哀れむべき婦人を最後の一滴まで搾取した、三人のごろつき共は、女と共にすっかり謎になってしまった。
— 葉山嘉樹 『淫賣婦』 青空文庫
まるでそれではごろつきです。
— ―――三幕 『冬の花火』 青空文庫
時の所謂『道徳家』たちは彼等を、ごろつきの背徳者として罵り、いやいまだって上品ぶった正人君子たちは彼等の行状には顰蹙しているのです。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
そうして信じている者は、『背徳者』となって竹藪に逃げ込み、ごろつきのように大酒を飲んだのです。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
私は、救い難き、ごろつきとして故郷に喧伝されるに違いない。
— 太宰治 『善蔵を思う』 青空文庫
奔流、ごろつきのような波の音が僕に英国少女メリーの靴の踵と、乳房に鬘をかむったような女主人を思い出させた。
— 吉行エイスケ 『飛行機から墜ちるまで』 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避
ごろつき、ゴロツキ ごろつき - ならず者のこと。「破落戸」「無頼」「潑頼人」の字を当てる場合がある。ゴロと略す。 社会的暴力・嫌がらせ行為を行う者や、その行為自体のこと。羽織ゴロ、会社ゴロ、特許ゴロ(パテント・トロール)、社会運動標榜ゴロ、政治ゴロ(選挙ゴロ)など。 ごろつき - 雷の別称。 ゴロツキ - ネコの習性である喉鳴らしの別名。 作品の名 ごろつき (映画) - 1968年の日本映画。 悪友(ごろつき) - 家田荘子の小説。
出典: ごろつき — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0