乱暴者
らんぼうもの
名詞
標準
thug
文例 · 用例
尤もここで「野獣の群」というのは破壊的な乱暴者でもなければ、無意味に変態な病的のものを求める猟奇者でもないことは勿論である。
— 寺田寅彦 『二科展院展急行瞥見記』 青空文庫
永く満洲で軍隊生活をして、小さい時からの乱暴者の由で、骨組もなかなか頑丈の大男らしく、彼は、はじめてその話をケイ子から聞かされた時には、実に、いやあな気持がした。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
……僕はこんな乱暴者だが、今日という今日は、我を折りました。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
……僕はこんな乱暴者だが、今日という今日は我を折りました。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
」と十八の乱暴者の弟が反対して、「男振りがよすぎるんだよ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
うちのレヤチーズも、ずいぶん乱暴者のようですが、でも、あなたがた程ではありませんよ。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
けれども、乱暴者の若殿には、式部のこの用心深い処置が気にいらなかった。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
さすれば良正か貞盛か二人の中の一人が、将門の望んだ女を得て妻としてしまつた為に起つた事のやうに思はれるが、如何に将門が乱暴者でも、人の妻になつてしまつた者を何としようといふこともあるまい。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
作例 · 標準
町の乱暴者として恐れられていた彼だが、結婚してからはすっかり丸くなった。
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あのグループは近所でも有名な乱暴者の集まりで、誰も関わり合いになりたがらない。
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映画の主人公は、一見ただの乱暴者に見えるが実は人情に厚い男として描かれている。
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