烏丸
うがん
名詞頻度ランク #30780 · 青空 153 例
標準
Wuhuan (proto-Mongolic nomadic people)
文例 · 用例
朱漆で塗った地に黒漆でからすの絵を描いたその下に烏丸枇杷葉湯と書いた一対の細長い箱を振り分けに肩にかついで「ホンケー、カラスマル、ビワヨーオートー」と終わりの「ヨートー」を長く清らかに引いて、呼び歩いていたようにも思うし、また木陰などに荷をおろして往来の人に呼びかけていたようにも思う。
— 寺田寅彦 『物売りの声』 青空文庫
景一は京都赤松殿|邸にありし時、烏丸光広卿と相識に相成りおり候。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫
餞別として詩歌を贈られ候人々は烏丸大納言資慶卿、裏松宰相資清卿、大徳寺清巌和尚、南禅寺、妙心寺、天竜寺、相国寺、建仁寺、東福寺|並びに南都興福寺の長老達に候。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫
その上、秀吉は、都市経営策として、美術工芸の名工を京都|烏丸に集めたので、京都は美術工芸の中心地となり、本阿弥光悦とか野村宗達などの優れた工芸家があらはれ、桃山風の華美な工芸品を作つた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
斯くして余は烏丸五條の佗びしかつた商人宿を立つた。
— 長塚節 『菜の花』 青空文庫
妹には稲葉|一通に嫁した多羅姫、烏丸中納言光賢に嫁した万姫がある。
— 森鴎外 『阿部一族』 青空文庫
すると、女がある日、一つのかぎをくれて、烏丸より東、六角より北のこういう所に行くと、蔵が五つある。
— 菊池寛 『女強盗』 青空文庫
ある時、わが子の三斎と連れ立つて烏丸家を訪ねたことがあつた。
— 大正十一(一九二二)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
例句