新弟子
しんでし
名詞
標準
new disciple
文例 · 用例
老爺は、さすがに、まだ気丈で、対手が然までに、口汚く詈り嘲ける、新弟子の作の如何なるかを、はじめて目前験すらしく、横に取つて熟と見て、弱つたと言ふ顰み方で、少時ものも言はなんだ。
— 泉鏡太郎 『神鑿』 青空文庫
郡山町の白石初子といふ人は後にお貞さんが出京して專心文學の修業にかかつた時の後援者の一人であつたが、そして私も面識があるが、此お初ちやんがさうした女塾へ新弟子として入つてくる所から此小説ははじまつてゐる。
— 今井邦子 『水野仙子さんの思ひ出』 青空文庫
今でも耳に残っていますが、その時、師匠が安さんに向って、「何ね、新弟子の人柄を見抜くには、穿き物の脱ぎ方を見るのが一番だよ。
— 高村東雲の生い立ち 『幕末維新懐古談』 青空文庫
誠に仏国革命政府の眼をくらまして、貴族を盗み出す以上に冒険な仕事であるがせめて地下鉄・サムの「新弟子」位の腕にあやかりたいと思ってはみても、いや、それはやっぱり強欲というもの。
— 小酒井不木 『「二銭銅貨」を読む』 青空文庫
その新弟子は、小説家の井伏鱒二君である。
— 佐藤垢石 『弟子自慢』 青空文庫
教える方に根気がないと、折角の新弟子に興を催させるまで導くことができないものであるから、私も友釣入門の申し込みがあると、いつも慎重にしてきた。
— 佐藤垢石 『弟子自慢』 青空文庫
二十面相の新弟子 明智小五郎の住宅は、港区竜土町の閑静なやしき町にありました。
— 江戸川乱歩 『怪人二十面相』 青空文庫
明智小五郎だって、見破れやしないわ」 ボーイたちが立ち去るのを見すまして、隣室の緑川夫人がはいってきて、新弟子の手なみをほめた。
— 江戸川乱歩 『黒蜥蜴』 青空文庫
標準
newly accepted professional wrestlers