事観
じかん
名詞
標準
contemplation of phenomena
文例 · 用例
心をきめかね、そこへ坐って断事観をやった。
— 久生十蘭 『新西遊記』 青空文庫
ともかくどうにか極りを付けなければならんと言ってその荷物を卸してそれからまあそこへゆっくり坐り込んだ、というのは私は例の理論上で極められぬ事があるといつも断事観三昧に入って事をきめるのであります。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
そもそもこの断事観三昧 ということはおよそ事柄が道理で極められる事はその道理によりて善悪の判断を定めると言うことはむつかしくない。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
そこで仮にこれを断事観三昧という名をつけたのでござります。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
第十九回 入国の途上方針一決 断事観三昧の示すところによると深山の方へ行くのはよろしくない。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
普通の考えからいうとどういう困難な道でもまず人家のある方には行かないのがよいのですけれども、しかし人家がないからといって全く道のない所に出てしまってはまた困難な場合に陥るから、とにかくこれまで通り断事観三昧の指示するところに従ってやはり進行したのであります。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
あるいは東の方の雪のない山を踰えて行こうか知らんと暫く考えに沈むと何とも判定のしようがないから例のごとく断事観三昧に入って決定して行く。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
「とにかく今夜|断事観三昧に入って、いずれの方法を執るがよいかを極めた上でなければどうするという決定は出来ないが、とにかく私がこう極めようという方法だけをいうて置きましょう。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
作例 · 標準
仏教における事観は、瞑想を通じて行われる。
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彼は日々の出来事を事観し、深い洞察を得た。
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事観を深めることで、真理に近づくことができる。
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