灯光
とうこう
名詞
標準
lamplight
文例 · 用例
それから色の不完全な灯光を始終使っていると遂には一種の色盲になる恐れがあると心配している人もある。
— 寺田寅彦 『ランプのいろいろ』 青空文庫
夜間の照明も強い灯光を用いてはならぬ。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
それほどに強くない光でも永い間には案外の害を及ぼすから、灯光などでもなるべく裸火を廃して磨硝子の玉ボヤのようなものをかけた方がよい。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
辛捧せよと呼びかはして行く程に、灯光路に当る。
— 大町桂月 『秋の筑波山』 青空文庫
フアコートの襟元から白い息が煙つて、青白い灯光の中に浮び出る冬子の横顔が、村瀬の眼に夢のやうに冷たく美しく映つた。
— 牧野信一 『女に臆病な男』 青空文庫
螢の提灯螢の提灯光つてるぴかん ぴかん光つてる早くみんなで追つかけよう螢の提灯考へたぴかん ぴかん考へた早く提灯とつちまい螢の提灯|消えちやつたつーん つーん消えちやつた早く蝋燭見せてやれ。
— 野口雨情 『十五夜お月さん』 青空文庫
仏蘭西の岸辺の人家の灯光さへ、手に取る如く見える。
— 吉江喬松 『海潮の響』 青空文庫
何でもその一節は光線と視力との関係を論じ、蝋燭を二本|点けてその灯光をどうかすると影法師が如何とかなると云う随分|六かしい処で、島村の飜訳した生理発蒙と云う訳書中にある筈です。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
作例 · 標準
遠くに見える船の灯光が、暗い海で唯一の目印だった。
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薄暗い路地に、わずかな灯光がもれて寂しさを増す。
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暖炉の灯光が部屋全体を優しく照らしていた。
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