相談
そうだん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #963 · 青空 10303 例
標準
consultation
文例 · 用例
その夜我々は新しく始める同人雑誌の相談で、同人二十人ばかりで其処へ集つてゐた。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
だが、読み出して、「一寸御相談したい事等」の所へゆくと、私は額に重い力を感じるのであつた。
— ――不真面目なわが心…… 『その一週間』 青空文庫
電車の中で、私はそれを読み出しながら、さてどんな相談したい事等あることかと、その方のことが思ひ出されるのであつた。
— ――不真面目なわが心…… 『その一週間』 青空文庫
「いや、俺のこの宿酔の頭では、一杯ひつかけてから行かなければ、とても相談にはのられやしないぞ」といふやうなわけで私はまたも其処に入り、どうせこんな所の日本酒はまづいからと思つたのでビールを註文。
— ――不真面目なわが心…… 『その一週間』 青空文庫
私の方は急を要する場合だし何時まで待つてもゐられないから、三田村の「あんな奴と共同で云々」のそのあんな奴に、私は私の最初の計画通り相談することに肚をきめる。
— 中原中也 『夏の夜の話』 青空文庫
――明日相談に出かけるとして今晩は一人で飲んで来よう。
— 中原中也 『夏の夜の話』 青空文庫
――実は今日三田村さんからお話を聞きまして、とも角それでは御相談に上らうと存じまして……」云ひながら彼は扇子をパチリパチリさせてゐた。
— 中原中也 『夏の夜の話』 青空文庫
後に買った大久保の家に、書斎を新しく建て増しする時、一切の設計や事務を妻に一任して、自分は全く無頓着で居たが、それでも妻が時々相談を持ちかけると、『もう、あの家よろしいの時、あなた言いましょう。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫