口切り
くちきり
名詞
標準
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文例 · 用例
先生はこの夜のことをば「懺悔の夜」と名付けると口切りしまして、それから次のように語り出しました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
」 それを口切りに、夫人は暫く話していた。
— 岡本綺堂 『鰻に呪われた男』 青空文庫
殊に今度の小説は『由井正雪』で、わたくし共にもお馴染の深いものですから、毎朝の楽しみにして読んでいます」 それが口切りで、けさは由井正雪のうわさが出た。
— 正雪の絵馬 『半七捕物帳』 青空文庫
「その蝶合戦が何か捕物に関係があるんですか」「大ありで、それが妙なんですよ」 これが口切りで、わたしは今夜もひとつの新らしい話を聴き出すことが出来た。
— 蝶合戦 『半七捕物帳』 青空文庫
これを口切りに善昌がふだんの行状から先頃の蝶合戦のこと、それから続いて今度の祈祷のことを、半七は残らず聞きただした。
— 蝶合戦 『半七捕物帳』 青空文庫
昔は自転車なんてものはありませんでしたけれど、それでも飛んでもない災難に逢った子供が幾らもありましたからね」 これが口切りで、老人は語り出した。
— 少年少女の死 『半七捕物帳』 青空文庫
そこで、どなたからと申すよりも、やはり前回の先例にならいまして、今晩もまず星崎さんから口切りを願うわけにはまいりますまいか。
— 岡本綺堂 『火薬庫』 青空文庫
それを口切りに、だんだん雨が多くなった。
— 岡本綺堂 『真鬼偽鬼』 青空文庫
標準
event at the start of the tenth month of the lunar calendar
標準
opening a sealed jar or container