発端
ほったん
名詞頻度ランク #11702 · 青空 376 例
標準
origin
文例 · 用例
その日田金がドウヤラ今度の振袖娘胴切の事件の発端らしいケニ、世の中はどう持ってまわったものかわからん」「ハアテなあ。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
まずこれを今の武蔵野の秋の発端として、自分は冬の終わるころまでの日記を左に並べて、変化の大略と光景の要素とを示しておかんと思う。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
言い争いの発端は判らない。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
あまりに昔の型通りな恋愛譚の発端なので、拵え話だとする人もあるだろうと思うが、それでもよいと思う。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
静岡の何でも町端れが、その人の父が其処の屋敷に住んだところ、半年ばかりというものは不思議な出来事が続け様で、発端は五月頃、庭へ五六輪、菖蒲が咲ていたそうでその花を一朝奇麗にもぎって、戸棚の夜着の中に入れてあった。
— 泉鏡花 『一寸怪』 青空文庫
最も近い事実を基点とし、逆に溯りて其関係を繹ね系統を調べて、進んで行つた結果は、二ヶ年も前の或る出来事に一切の事案の発端を結びつけなければならなかつた。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
すべての犯罪事実を綜合し帰納して了へば、原因動機発端経過は一点に纏る。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
祐親を射損じて、せがれの祐安だけを射殺したというのが、そもそも曾我兄弟仇討の発端であるから、十郎五郎の兄弟よりも工藤の方が先手であるという理窟にもなる。
— 岡本綺堂 『かたき討雑感』 青空文庫
作例 · 標準
些細な言い争いが発端となって、クラス全体を巻き込む大きな喧嘩に発展した。
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新薬開発の発端は、研究員が偶然見つけた一つの小さな変化だった。
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「事件の発端について詳しく知っている人は、名乗り出てください」
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