凶害
きょうがい
名詞
標準
great harm (esp. to a person)
文例 · 用例
それ故、すべての凶害は、他所から来る神に、附属せしめて考へたのであらう。
— 折口信夫 『偶人信仰の民俗化並びに伝説化せる道』 青空文庫
とにかく、農村の生活に於ては、稲虫――其他、田の凶害――と怨念、或は刑罰とは、常に一続きに、聯想せられたのである。
— 折口信夫 『偶人信仰の民俗化並びに伝説化せる道』 青空文庫
この凶害を除いていただいた大恩人、村民はあなたを救いの神とあがめ、県知事閣下は、領下の難を救った殊勲者として、お迎えして参れとのおことばです。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
和歌は千種有功に学び、陶器をつくって自作の歌を描き、いわゆる蓮月焼を世人から珍重されるようになるのは、父にわかれて、いよいよ独り者の身軽なきょうがいになってからのちのことである。
— 服部之総 『蓮月焼』 青空文庫
人の望みはいろ/\でござりまして、何がいちばんの果報とも申されませぬから、わたくしのようなきょうがいをあわれとおぼしめすかたもござりましょうなれども、じぶんの身にとり此の十ねんのあいだほどたのしいときはござりませなんだ。
— 谷崎潤一郎 『盲目物語』 青空文庫
作例 · 標準
あの新薬の副作用による凶害は、一体どれほど深刻なんだろうか。
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山火事の凶害は、生態系に回復不能なダメージを与えることがあります。
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彼の悪意ある嘘が、彼女のキャリアに測り知れない凶害をもたらした。
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