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進境

しんきょう
名詞
1
標準
progress
文例 · 用例
何人と雖も六七日乃至、八九日にして必ず一進境を見得るであらう、イヤ少くとも瑣事の三ツや四ツは徹底することが出來よう。
幸田露伴 努力論 青空文庫
藝術の如きは、張る氣を以てこれに當りこれに當りする時は、終に一氣兩拆して、『澄む氣』を生じて、『濁る氣』を離れるに至り、全く塵俗の毀譽褒貶などを超脱し、又浮世の得失利害などを忘卻しきつた境界に立到るに及び、明らかに一進境を現ずるに至るのである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
たゞ張る氣を以て藝術に從事する者は、時に澄む氣の閃光を示し、而して其の藝術の進境を示すが、凝る氣で藝術に從事するものは決して澄む氣の象を視さぬといふことだけをこゝに言へば足りる。
幸田露伴 努力論 青空文庫
又或は一進一止するにせよ、時に進境あるを思はしむるの痕を示す。
幸田露伴 努力論 青空文庫
併し凝る氣で從事するものは、其の絹紙筆墨を費すや甚大甚夥なるも、畢に繋がれたる馬の一つの柱を遶り、籠められたる猿の六つの窗に忙しげなると同樣に、何の進境をも示さぬものである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
よしや常住澄む氣にはなり得ぬまでも、少くとも其の心を寄せ身を委ねた藝術に於ては著しい進境を現出せでは叶はぬ道理である。
幸田露伴 努力論 青空文庫
全幅の精神を以て長き時日を一藝一術に對して居て、そして進境無きといふ道理は無いのである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
余は近時本誌の文章の天然描寫の一段に於て多大の進境を認むると共に喜悦の念禁ぜざるものあり。
長塚節 寫生斷片 青空文庫
作例 · 標準
彼女は毎日練習を重ね、ピアノの腕前が目覚ましい進境を見せた。
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最近、彼の語学力が著しい進境を遂げている。
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研究チームは、新たな発見により大きな進境を得た。
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